「銀の鈴」Blog

2008年8月31日(日) 23:56

甲辰国民学校校歌

今年の慰霊祭の後、記念館で甲辰(こうしん)国民学校の卒業証書の授与式があった。甲辰国民学校は今はなく、那覇の県庁前、現在のパレット久茂地の場所にあったそうだ。パレット久茂地のそばに石碑があり『那覇市立甲辰小学校・国民小学校の跡』とある。昔、沖縄では特に皇民化教育が盛んであった。本土からの距離があるため、中央の力が及ばないと判断したためであろうか。沖縄だけでなく、サイパンや南の国々、朝鮮半島などでもそうだったようだ。遺族会会長の高良さんから甲辰国民学校校歌のコピーをいただいたので、せっかくだからここで公開することにする。

甲辰国民学校 校歌

1. 我が友達は甲辰の
  学び舎の名を忘れまじ
  そも我国と露国との
  開戦せしはこの年で

2. この学び舎の開きしは
  露国の東洋艦隊を
  日本海に打ち沈め
  大勝したる佳き日なり

3. 折も折なるこの佳き日
  心に染めて友達を
  御国の華の忠と孝
  仁義の道に色添えん

これを6歳の時から歌うのである。それも愛する母校の校歌として。はっきり言って今では笑い話であるかもしれない。しかし当時は真剣だったのである。今、北の某国家を非難するかもしれないが、当時は同じことをやっていたのである。それを知ったのだから、多くの犠牲を出し、それがわかったのだから、だからもっと声をあげて言わなければならないのではないかと思う。集団自決問題が取りざたされているが、このような歌詞の校歌を小さい時から歌っていれば、手榴弾を渡されれば、何も言われなくとも、そりゃ死ぬで。地上戦が本土で起こればもう少し状況が違っていたに違いない、と思う今日この頃である。

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