暖かくなったと思ったらまた寒くなった。寒の<大>戻りである。異常気象か?と思えばそんなことはない。数年前にも3月に入って大雪になったことがある。忘れもしない、2004年の3月、神戸での撮影であった。おまけに場所は神戸港埠頭の突端である。雪がちらほらなんて生易しいことではない。吹雪である。それも降ったと思えばやんで、またまた降り出す始末。撮影はたびたび中断。降るたびに車の中へ避難である。その時の主演の女の子はがんばった。薄着であるにもかかわらず、寒いと一言も言わずに寒風吹く神戸埠頭で最後まで演技しつくした。華奢な体であんな吹雪の中をよく耐えていたものだと思う。最後はみんなから拍手喝さいだった。この映像はDVDにもなり発売されたが、残念ながら販売元が倒産したために今では販売されていない。残念である。

『オーバーナイトレナ』(監督:向井智司)
制作は
BFM。そう、あの『仏教戦隊ブッダマン』を制作したところである。『オーバーナイトレナ』は一つの作品だが、4回完結作品で、回ごとに主演の女の子が変わる。いわゆる変身ヒロインもの。当時のアイドルを起用しているのでアイドル好きな方にはお楽しみいただける作品である。以下のような構成になっている。
・第一話『オーヴァーナイト誕生』 蘇生魔人ミイラ剣士登場
レナ‥村田祐子
・第二話『鎖に繋がれた女騎士』 呪怨魔像ゴーレム登場
レナ‥野本春香
・第三話『黒の女戦士』 暗殺魔剣士ガンナー登場
レナ‥石井あや(現:石井ひなた)
・第四話『オーヴァーナイトの長い夜』 奇想妖術師カント登場
レナ‥折原みか
5年たった今となっては懐かしい(グラビア系)アイドルの名前が並んでいるが、4話の折原みかは今でも活躍中とのこと。気さくな女の子です。どこかで見かけたら応援してあげてください。写真集も発売していますので、この機会に是非どうぞ。(^-^)
(写真はすべてBFMの許可済み)
で、別にレナの話ではないのだが、、、先日の撮影にBFMのプロデューサーである房田さんが駆けつけてくれてスチールも撮っていただいた。『銀の鈴』は純然たる特撮映画ではないが、かなり危険な特撮はやっている。プール撮影に爆発、空襲シーンなどである(特殊効果でいえばスノーマシンも入るかもしれない)。まだ形にもならなかった最初、「船を作ろうか」とか考えていたが、何十億もかけて作るのならまだしも、数万円、ひどければ数千円で作ったとしてもチープさが浮き出てしまい「なんじゃこりゃ??」ということになりかねない。それに船は小さくできたとしても、波や火は小さくならない。同じフレームの中で見た時に違和感が出るのは必然である。おまけに対馬丸は6,754トンの大型輸送船である。長さ135メートルである。10分の1にしてみたところで13メートルの模型が必要になる。こんな巨大なものを浮かべるプールはそうそうありはしない。浮かべることができるが、それはただ浮いているだけで、一つの画面に収めようとするとまわりのものが映り込む可能性がある。それこそ海に浮かべなければいけない。大変である。だからなかなか作ろうという人間が現れなかったのも事実かもしれない。『銀の鈴』は特撮映画ではなく、ドラマであるのでそんな無理をしない方向に進む。ま、これを機会にしてどこかの巨大な資本で数十億をかけて対馬丸の映画を撮ってくれればしめたものである。
さて、房田さんがスチールを撮って下さったのでそのうちの何枚かを公開。

グラマン

爆発
そして数名の子役による追加撮影。

西口綺更

大城雷次・金沢彰久
帰ってから年末のオヤジシーンを念のためチェック。すると、、、
「あれ、ヒロシって帽子かぶってるやん・・・」
追加撮影はすればいいってものではないことを身をもって実感。
あ〜あ、、、。